写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

大分類4章 おたのしみとおもてなし
中分類食器(運ぶ・並べる)
解説料理、食べ物を盛った器をのせ、食事をするための道具。盤、台に脚が付いたもので、用途や足の形、高さなどによって名称も変化しました。沖縄には平膳(ヒラウジン)、高膳(タカウジン)、会席膳、酒盃台などがあります。
戦後以降にテーブルなどで食卓を囲むのが普及するまで、1人ずつ膳が使われ、1人分の食事をのせて食事することが多かったようです。高膳は普通の膳よりも脚が少し高く、裕福な家の主人が使っていました。このように日常的に使うほか、仏前にお供えをする際にも使われました。また、会席料理や本膳料理に欠かせない道具でもあります。

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