[シンジムン]

大分類3章 医食同源の知恵
中分類調理法(シンジムン/煎じ物)
解説シンジムンは沖縄の食文化の代表的な料理で、滋養のある肉、魚、野菜、野草を煮込んでつくります。病人用の滋養食にもされます。食欲増進や健胃整腸、貧血予防といった体の不調を良くする効果や、風や発熱、咳どめの薬としてなど、滋養があるクスイムンとして日常生活の様々な場面で食されてきました。ブタの肝臓をニガナ、フーチバー、チデークニ(島ニンジン)、デークニ(島ダイコン)と一緒に水から煮込み、丹念にアクを取りながら煮詰め、塩で味付けし仕上げます。ブタの肝臓のほか、ターイユ(フナ)、クーイユ(コイ)、イラブー(エラブウミヘビ)などもシンジムンに使われます。

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