ヤギ

名称かなやぎ
方言名ヒージャー
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(肉・卵)
解説主に在来種を飼育し、食肉用として消費されており、1477年(成化13)には飼育されていることが記載されています。(『李朝実録』)ヤギ料理はヒージャグスイと呼ばれ、風邪や冷え性を治し、疲労と冷えを取る薬膳料理として食されます。主な料理に、ヒージャー汁(ヤギ肉のスープ)、刺身、チーイリチー(蔵物と血を葉野菜や根菜類と炒めた料理)があります。1975年(昭和50)、4万2千3百頭ものヤギが飼育されていましたが、飼育数は年々減少し、2000年(平成12)には1万6百37頭にまで落ち込みます。しかし需要は依然高く、外国から毎年200トンものヤギ肉を輸入しているほか、県外から数千頭の生体を移入しています。

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