ウミヘビ類(爬虫類)
名称かな | うみへびるい(はちゅうるい) |
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方言名 | イラブー エラブウナギ |
大分類 | 2章 食べてきたもの |
中分類 | 食材(魚介類) |
解説 | 沖縄ではコブラ科のウミヘビ類がエラブウミヘビやアオマダラウミヘビ、ヒロオウミヘビが生息しています。食材としては特にエラブウミヘビが有名です。 主にサンゴ礁域でみられ、県内では久高島、宮古島、池間島、石垣島、西表島、仲之神島で繁殖場が確認されています。 また、準絶滅危惧種にも指定され、伝統的文化を守るためにも資源管理が必要とされています。 王国時代からイラブーの漁と燻製が行われてきた久高島では、神女たちが漁を行う権利を王府から与えられ、漁が行われてきました。イラブーの漁は現在でも続けられています。 捕獲されたアイラブーはゆでた後、燻製にされ、棒状や渦巻き状の形で売られています。燻製のイラブーは、水につけて柔らかくし、ぶつ切りにして調理されます。豚肉と煮込んだ「イラブーシンジ」は煎じた汁を飲み、コンブとダイコンを加えた汁物では肉も食べます。 |