写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

シマグワ

名称かなしまぐわ
方言名クヮーギ ナンデーシー
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(果実類)
解説オーストラリア原産で、東南アジアや、日本では九州南部より南の地域に広く分布しています。シマグワは冬でも休眠せず、年中青葉を付けています。台風などの悪い環境でもある程度の耐性があり、再発芽が早いことなどから沖縄に適した品種といわれます。果実は熟すと暗赤色になります。生で食べることができ、甘い果実です。葉、根などは利尿・鎮痛剤として薬用にも用いられていたほか、養蚕に用いられました。沖縄の養蚕は察度王時代から行われたとされていますが、昭和50年代までに終了し、現在は浦添市や八重山等で細々と特産品として使われています。

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