写真提供先:沖縄県流通加工推進課

ヒラミレモン

名称かなひらみれもん
方言名シークヮーサー
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(果実類)
解説台湾原産の常緑小高木。日本では奄美大島以南、沖縄全島で古くから栽培されてきました。果実は扁平な球形で、径は約4~5㎝。果皮は熟すと黄橙色になり、完熟すると甘味が増して生食は可能ですが、未熟果は酸味が強いので、果汁を絞り、飲み物や料理、醤油に加えたり、酢の代用に用いたりされます。食用のほかにも、古くは芭蕉布や上布などの衣類を洗濯するとき洗剤に代わるものとして使われていました。近年では、シークヮーサーに多く含まれるフラボノイドの一種ノビレチンにがん抑制効果や抗認知症効果があるとする研究結果が報告され、注目を集めています。

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