写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

ガジュツ(紫ウコン)

名称かながじゅつ(むらさきうこん)
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説ヒマラヤ山脈東部の原産で、亜熱帯に自生する宿根性多年草です。沖縄では発芽が3月と早く、生育が旺盛で、葉が大きく、草丈約2mに伸長し、葉の裏に柔毛があります。葉表の中央に左右対称の紫斑が入ります。根茎の色は鮮やかな青色で、桂香があります。葉表の紫斑や根茎の色が名前の由来です。ガジュツにはシオネールなどの精油成分を含みますが、ウコン、春ウコンに含まれるクルクミンは含まれません。その他リン、カリウム、鉄分などのミネラルと食物繊維などが含まれます。漢方では生薬として利用され、芳香性健胃、興奮、胃腸内ガス排出、鎮痛、通経薬などとして利用されます。

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