写真提供先:沖縄県流通加工推進課

野菜パパイヤ

名称かなやさいぱぱいや
方言名パパヤー
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説熱帯アメリカ原産でパパイヤ科の常緑の多年生植物です。バナナと同じく、茎には年輪はできず樹木ではないですが、果実が完熟するまでに長期間を要します。完熟果実は果物として食べるのはもちろんですが、未熟果実を野菜として扱うところが沖縄での特徴です。パパイヤは雌株、雄株と両性株があり、雌株には楕円形、両性株には洋ナシ形の果実をつけます。果実はほぼ周年的に収穫でき、夏場に台風の被害を受けた時などはパパイヤが貴重な食料となります。調理法として、千切りしてチャンプルーやイリチー(炒め煮)、煮物、酢の物、和え物などにされます。沖縄ではパパイヤを食べると母乳の出がよくなると言われており、肉汁等の具にして出産後の方々によく食されてきました。またパパイヤに含まれる成分には脂肪やタンパク質を分解し、消化促進する作用があります。

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