写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団
ネギ(ワケギ)
名称かな | ねぎ(わけぎ) |
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方言名 | ビラ |
大分類 | 2章 食べてきたもの |
中分類 | 食材(野菜・香草・キノコ類) |
解説 | 島ネギと言われている島ネギ(細茎型)は一般のネギよりやや小ぶりで細く、根部の膨らみに特徴があります。小さく刻んで沖縄そばの薬味や味噌汁の具材として利用し、炒め物、酢味噌和え、ビラガラマチなどにも使います。「備瀬香りねぎ」がよく知られていて、本部町備瀬が苗の産地であったことから名称がつきました。カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄を多く含みます。胃液の分泌と血行を良くし、鎮静効果や、殺菌作用もあるといわれます。また、島ネギ(太茎型)は大型の葉ネギ類で、一般に栽培されている細ネギとは異なった性質があります。周年的に生育し、4~6月ごろに開花することもありますが、休眠はしません。仮茎はやや太めで、開花結実する系統の「八重山四季ねぎ」やこれよりも茎の太い宜野湾系統などがあります。 |