写真提供先:沖縄県流通加工推進課

ボタンボウフウ 長命草

名称かなぼたんぼうふう ちょうめいそう
方言名サクナ
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説セリ科の植物で多年草です。海岸の断崖や珊瑚石灰岩で出来た岩場等に多く自生し、肉厚の緑の葉が繁茂します。カロテンやビタミンC、およびカルシウムを豊富に含んでいます。古くから風邪や咳止めによいとされ、根は煎じて飲むとよいと言われています。また内臓器官によい効果があるとされ、魚介類の食中毒防止のため、刺身のツマとして利用されてきました。独特の香りがあり、山羊汁や魚汁に入れると臭い消しになります。そのほか、葉や茎を細かく刻み和え物にしたり、若い芽を天ぷらにしたりもします。最近ではジュースをはじめとする加工品も数多く製品化されています。

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