写真提供先:沖縄県流通加工課

フダンソウ

名称かなふだんそう
方言名ンスナバー
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説原産地は南ヨーロッパで、シチリア島では紀元前から栽培されていたといわれています。日本へは中国を経て明治時代に渡来しました。次々と葉が絶えることなく出てくるので“不断草”と呼ばれるようになったという逸話もあります。暑さと乾燥に強く、よく繁殖するため終戦直後の野菜が少ない時期に沖縄では頻繁に食されていました。葉身は、肉厚でうちわの様な形状をしており、中央の太い大きな葉脈が特徴。葉は柔らかく、茎はシャキシャキとした食感が楽しめますが、アクが強いため下茹でが必要です。ビタミンAやB2、葉酸、鉄分などのミネラル分が豊富に含まれます。炒め煮(ンブシー)や炒め物、スーネー(白和え)にして食べられます。

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