写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

サトイモ

名称かなさといも
方言名チンヌク
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(芋類)
解説熱帯アジア原産とされるサトイモ科の多年草です。草丈は約1.5mに達し、イモの部分は葉柄の基部が肥大した塊茎です。葉柄は紫色(赤茎系)が多いですが緑色(青茎系)のものもあります。親イモの横に子イモ、さらに孫イモができるので、子孫繁栄のめでたいものとして種々の料理の材料に使って喜ばれます。冬至に食べられる「トゥンジージューシー」の具にもされることでも知られています。また、沖縄ではサトイモの葉やイモヅルが薬草とされてきました。例えば、サトイモをすりおろして火傷患部につけたり、強壮剤として煮たりするほか、茎葉の乾燥粉末を腫物の患部に塗ります。すりつぶした葉柄はムカデ咬まれに効くと言われます。

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