モーリス・ド・ヴラマンク

作者名(ヨミ)もーりす ど ゔらまんく
作者名(英語)Maurice de VLAMINCK
生年(西暦)1876
没年(西暦)1958

略歴・解説

音楽教師を務める父母のもと、フランス、パリに生まれる。18歳頃から、自転車レースの選手、ヴァイオリニストとして生計を立てる一方、独学で絵画を学ぶ。1900年にアンドレ・ドランと出会い、共同のアトリエを借りる。1905年、ドランを介して交流を深めたアンリ・マティスの勧めで、アンデパンダン展に初出品。また同年のサロン・ドートンヌ展では、原色を使用した鮮烈な色彩と大胆なデフォルメによる作品を発表し、マティスらとともに「フォーヴ」(野獣)と呼ばれた。1908~1914年頃には印象派のポール・セザンヌに傾倒し、画面構成を追求した作風を展開。1920年代に入り、表現主義的な筆致と重厚なマチエールによる画世界を確立した。フォーヴィズムの主要な画家の一人であり、佐伯祐三ら日本の画家たちに影響を与えたことでも知られる。

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