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一遍上人絵伝第三巻(模写)

和暦昭和2年
西暦1927
解説時宗の開祖・一遍の生涯を描いた絵巻の模写。第3巻第3段の一遍が大宰府の聖達上人のもとを訪れた場面。天保11年の模本を、昭和2年(1927)に帝室博物館職員であった鷹巣豊治(号:英峰)が写したものと思われる。当館の開館準備のなかで國學院大學教授・樋口清之より寄贈され、昭和34年の落成記念展覧会に出陳された。“郷土と他地域とを比較し、郷土を通じて日本や世界を理解する”、という樋口の博物館に対する思想を物語る資料である。

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