山中直治の作品草稿ノート

法量（幅）㎜	156
法量（高さ）㎜	245
和暦	昭和4年
西暦	1929
主な材質	紙
解説	野田尋常高等小学校（現・野田市立中央小学校）の教員で、昭和初期に活躍した作曲家・山中直治関係資料。山中直治の草稿ノート。ガリ版刷りの五線譜にペンで書き込まれている。昭和4年10月から翌年5月までの作品で、渡米した松山隆校長の帰国に際してつくられた連作や歌唱指導用の歌など小学校教師としての仕事の延長線上にある創作活動が中心。職業作曲家として評価される以前の習作的なものか。写真は「ねんねのお里」（中村雨紅作詞、昭和5年2月18日作曲）。同詞には、別に杉山はせをの曲がある。

人物名（ヨミ）	ヤマナカナオジ
生年（西暦）	1906
生年（和暦）	明治39年
没年（西暦）	1937
没年（和暦）	昭和12年
略歴・解説	千葉県東葛飾郡梅郷村（現・野田市山崎）出身の作曲家。野田尋常高等小学校（現・野田市立中央小学校）の教員をしながら童謡の作曲を行った。昭和7年（1932）にコロムビア作曲部の専属となってからは、『こんこん小山の白狐』（作詞は野口雨情）をはじめ多数の楽曲がレコード化された。昭和12年に31歳という若さでこの世を去るまで、実に200曲以上もの作品を作った。

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