下落合事情明細図

法量(幅)㎜790
法量(奥行)㎜547
和暦大正15年
西暦1926
主な材質
解説大正期の下落合(東京府豊多摩郡、現在の東京都新宿区)を表した地図。編輯人・富樫隆二良(東京市外西巣鴨池袋1408)、発行人・中西三郎(東京市外高田町上リ屋敷1134)、印刷所・一新社(東京市外渋谷町上渋谷55)。3色刷り。縮尺が統一された精密な住宅地図ではなく、土地柄を特色づける大邸宅などが大きく描かれている反面、住宅地がやや狭くなっている点が特徴となっている。地図上には、10代茂木佐平治に嫁いだ佐登の実家で「ミツワ石鹸」で知られる三輪善太郎(下落合350)や、野田市市民会館(旧茂木佐邸)や茂木房五郎家住宅の家相を鑑定した中田龍堂(下落合747)の名前が記載されており、下落合に野田とゆかりの深い人物が住んでいたことがよく分かる資料となっている。

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