『THE JAPANESE FAIRY BOOK』

法量(幅)㎜175
法量(奥行)㎜40
法量(高さ)㎜215
和暦明治41年
西暦1908
主な材質
解説児童文学作家の巌谷小波の日本昔話を元に英子セオドラ尾崎が英訳し、ロンドンで発行された本。全編英文で「舌切り雀」「浦島太郎」などポピュラーな日本の児童向けの物語が多数収録されている。初版は1903年9月、人気により増刷を重ね、本資料は1908年10月発行の第4版刷のものである。全編にわたり藤山鶴城が挿絵を手掛けており、序文中に「The pictures were drawn by Mr.Kakuzo Fujiyama, a Tokio artist.」と紹介がある。また挿絵タイトルのリストがあり、それによると鶴城はカラー4点、モノクロ50点と膨大な量の挿絵を描いている。藤山鶴城:明治3年(1870)―没年不詳。本名藤山復雄。京都舞鶴出身、京都府画学校に入学し、上京後野村文挙に師事。四条派。野田市市民会館の衝立(資料番号9609「飛魚図」)と同作者。

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