北村大通

人物名(英語)KITAMURA Daitsu
生年月日(西暦)1910/03/19
生年月日(和暦)明治43年03月19日
没年月日(西暦)1992/12/16
没年月日(和暦)平成04年12月16日

略歴・解説

明治43年(1910)、奈良市に生まれる。本名は久造。父は代々の漆工として腕を振るった北村久斎(久吉)である。昭和8年(1933)、東京美術学校(現・東京藝術大学)漆工科卒業。昭和13年(1938)、補充兵として召集され大陸に派遣された。昭和16年(1941)に帰国、以後は本格的に漆工の制作活動に入る。昭和18年(1943)、第6回文部省美術展覧会(新文展)での入選を契機に、日展や日本伝統工芸展などに出陳、入選を重ねる。こうした芸術活動に併せて文化財の保存修理・復元模造にも携わり、10年にわたる正倉院宝物の漆工品の修理、蒔絵筝(国宝・春日大社蔵)の修理などその功績は多大。中でも昭和33年(1958)の當麻曼荼羅厨子の修理で金平脱の痕跡を発見し、平脱技術を復興させたことは、創作の方面にも生かされた。
昭和51年(1976)には国選定保存技術「漆工品修理」保持者に認定された。

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