尾形 喜代治

人物名(ヨミ)おがた きよじ
出身地山形県河北町
生年月日(西暦)1914
没年月日(西暦)2012

略歴・解説

尾形 喜代治(おがた きよじ)は、谷地町横町(現河北町谷地)に生まれの彫刻家。兄の大工業を手伝っていたが、1935年、県美展の前身にあたる山形県総合美術展覧会で賞を得たことをきっかけに上京。内籐伸に師事し、木彫を学ぶ。日展で特選を重ね、のち審査員や同評議委員、参与を務める。県美展には第1回展に「制多伽童子」と「みのり」、第2回展「菊童子」、第3回展では「地平線」と出品を続け、第4回展で「首習作」が美協賞を受賞。また、1951年には当時の在京県出身美術家たち6人による同樹会の結成に参加。東京と山形で数年にわたり同人会展を開催し、郷土美術の啓発に貢献した。河北町名誉町民。

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