エミレオ・グレコ

人物名(ヨミ)えみれお・ぐれこ
人物名(英語)Emilio Greco
国籍イタリア
生年月日(西暦)1913
没年月日(西暦)1995

略歴・解説

エミリオ・グレコは、イタリアの彫刻家、画家。ペリクレ・ファッツィーニと並んで、イタリアの現代具象彫刻を代表する作家として知られる。13歳の頃から石工のもとに弟子入りしたが、そののちにパレルモの美術学校へ通った。1943年には作品を展覧会に出品していたが、第二次世界大戦が終わるまでは十分な創作活動をすることが出来なかった。終戦後に初の個展を開催、1948年にはローマの美術中等学校のティーチングアシスタントとして勤務。グレコの作品は日本でも親しまれており、新谷琇紀や緒方良信などグレコに師事した日本人もいる。1971年には日本で大規模な回顧展が開かれた他、1974年には箱根 彫刻の森美術館にグレコ・ガーデンが開設されている。1991年にはエミリオ・グレコ美術館がイタリアのオルヴィエートに開館し、60点の絵画作品と32点の彫刻作品を収蔵、公開している。また1994年には、生地カターニアにも別のエミリオ・グレコ美術館が開館した。主な作品として、「うずくまる女」、「夏の思い出」などがある。

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