田畑 一作

人物名(ヨミ)たばた いっさく
出身地京都府
生年月日(西暦)1915
没年月日(西暦)1994

略歴・解説

田畑 一作(たばた いっさく)は、京都府出身の彫刻家。関西美術院に入り、黒だ重太郎に絵画を学び、その後上京してニ科会の番衆技塾に入学。「肖像彫刻はモデルの一代記のようなもの、また彫刻の設置には周囲の修景が必要」とする藤川勇造の教えをうけ、肖像に佳作を生んだほか、1959年のエーザイ本庄工場造園、1962年ガーナ市コルレブ病院構内の日本庭園造庭、同年電気通信労政会館で竣工記念彫刻「飛びたつ白鳥」等彫刻を含む公共空間の制作にあたっては、「岩はきずいて草をすまわせる」ことをモットーに設計等も行なった。作品が「風吹けばにおう花のように」あることを目指し、大地と生命力が均衡を保ちつつ存在する植物のように自然と調和する造形を追求した。

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