吾妻 兼治郎

人物名(ヨミ)あずま けんじろう
出身地山形県
生年月日(西暦)1926
没年月日(西暦)2016

略歴・解説

吾妻 兼治郎(あづま けんじろう)は、山形市生まれ、イタリア在住の日本人の彫刻家。ミラノに在住し、抽象作家として国際的にも高い評価を受ける。鋳物屋の7人兄弟の二男。夜間中学中退後に予科練志願入隊、神風特攻隊になるが、終戦になり山形に復員、中学復学卒業後、東京芸術大学入学、東京芸大卒。芸大副手を休職し、1956年に山形で初の個展を開催し、イタリアに留学し、ブレラ美術学校でマリノ・マリーニに師事(その後休職期間経過後もイタリアに残るために芸大退職)。1961年、ミラノで渡伊後初の個展を開催した。1995年、紫綬褒章を受章。「MU(無)」「YU(有)」「慈悲心の美徳」などの作品がある。彫刻表面に腐食で出来たようなくぼみをあしらう作品に特徴がある。

このの資料一覧[全1件]

件ずつ表示

PageTop