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接吻

資料ID385
作者オーギュスト・ロダン
制作年1886
材質ブロンズ
寸法(高さ、縦)25.50
寸法(幅、横)18.50
寸法(奥行き)18.50
単位
公開解説フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダンは19世紀を代表するフランスの彫刻家で『近代彫刻の父』と称されています。当時から日本でも熱心なファンが多く、白樺派の作家である永井荷風らは自身の同人雑誌『白樺派』でロダン特集を組んでいます。本作「接吻」(1886)は、ダンテの『新曲』に登場するパオラとフランチェスカの悲恋をモチーフとした作品「接吻」のエスキス(習作のようなもの)と推測されます。「接吻」は、もともとは「考える人」と同様にロダンの代表作である「地獄の門」を構成するレリーフの一部として構想されました。77歳で生涯を閉じたロダンは、作品だけではなく、内妻ローズと愛人カミーユとの三角関係など、その波乱万丈な生き方でも後世の人々を魅了しています。

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