図6-32 年賀浄瑠璃会案内状(部分)
山形大学附属博物館所蔵
年賀浄瑠璃会案内状(部分)
| 公開解説 | 文久元年(1861)に出版された一枚摺の番付「諸芸合」には小出地域の芸能者が掲載されており、俳諧・書道・三味線・囲碁など当時の趣味の世界を知ることができる。とりわけ義太夫・三絃・三味線は浄瑠璃の流派とみられ、三都の芸能が長井の町場にも浸透していたとみられる。年不詳ではあるが、山辺町大蕨村稲村家文書の「年賀浄瑠璃会案内状」にも「小出連」の名がみえ、芸能活動は広域的に結びついていたと考えられる。 |
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| 巻次 | 通史第2巻 近世編 |
