図2-79 御祝儀

致芳地区文化振興会 『写真で見る致芳のあゆみ』 2002年

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婚礼

公開解説婚礼当日、婚家に着くと、仏壇礼拝のあと一同着席し、三々九度の式をおこなう。その後、父母の盃、祖父母の盃、兄弟姉妹の盃、親族代表の盃を交わす。そして席を祝宴に変える。三々九度と披露を合わせて「御祝儀」と呼んでいる。外には老若男女が集まり紙窓を破ってそこから祝宴の様子を参観した。この時、婚家では、参観者に酒肴を振る舞うという慣習があった。村全体で祝意を表す慣習であった。
巻次通史第3巻

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