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於安物語 写本

資料名(ヨミ)オアンモノガタリ シャホン
大分類歴史
中分類古文書・古記録
小分類家(家系・相続・財産・家計・冠婚葬祭・私文書日記)
時代・時期近世
成立年代(始)嘉永5年(1852)仲秋写
解説雨森清遊、「おあん物語」を入手
「於安物語」は、関ヶ原の戦で石田三成方の美濃大垣城にいた女性の体験記である。土佐山内家家中の雨森儀右衛門に嫁いだ女性が、晩年に孫に語った物語である。元祖雨森清広の曽祖父の弟が、土佐山内家に仕えた雨森家で、その分家が儀右衛門家である。七代雨森清遊は、嘉永5年(1852)に高田彦助所持本を写した。翌年、土佐の雨森家から送られたという、近江の雨森本家所蔵の原本と突き合わせ、朱筆で校訂した。おあんとは、御庵、即ち老女という意味である。
参考文献『松江藩士の江戸時代-雨森・黒澤両家の伝来史料から』(松江歴史館、2012年)

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