江戸長崎道中図【石部~草津】

所蔵草津市蔵・うばがもちやコレクション
解説画面下部の東海道石部宿を過ぎると、東海道と画面上部に描かれる中山道とが徐々が近づいていきます。この東海道・中山道が合流した地点こそ、草津宿です。草津宿では「草津」の文字の左下に赤い社殿の「立木神社」が描かれているのがわかります。
草津を少し西に進むと街道が分岐しており、この道の先が琵琶湖の港である矢橋です。矢橋からは対岸の大津への渡し船が出ており、旅人は陸路で大津へ向かうか、渡し船で大津へ向かうか選ぶことができました。

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