木綿地 雲龍文様 筒描染 刺繍 着付長着【県指定文化財】

所蔵下笠サンヤレ踊り保存会蔵
解説もめんじ うんりゅうもんよう つつがきぞめ ししゅう  きつけながぎ

下笠町下出に残されている「鼓」の衣装。安政6年3月の銘文が残り、江戸時代末期のものであることが分かります。趣向を凝らした刺繍や装飾などからは、この衣装がハレの日の衣装であることが伝わってきます。今でも、下笠のサンヤレ踊りの「鼓」役は雲龍文様の衣装を着ていますが、その衣装は、この衣装にならって作られたものだと考えられます。

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