柏原兵三

人物名(ヨミ)カシワバラ ヒョウゾウ
生年月日(西暦)1933/11/10
没年月日(西暦)1972/02/13

略歴・解説

作家 柏原兵三(1933~1972)は、10歳の時、戦争の被害を避けるため、住んでいた東京を離れて、父の故郷である入善町に疎開し、約1年間を過ごしました。この時の疎開体験をもとにした自伝的小説『長い道』は、のちに藤子不二雄Ⓐによって『少年時代』として漫画化され、また、映画化されました。ドイツ文学の大学教員を務めるかたわら、1968年、母方の祖父をモデルにした『徳山道助の帰郷』で、第58回芥川賞を受賞。『浸蝕』など、富山を舞台とした作品を多く残しました。

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