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秋映飾皿

資料名(ヨミ)シュウエイカザリザラ
資料名(英訳)Large dish with leaf of gingko nut, overglaze polychome enamels
資料番号錦-017
大分類美術
中分類工芸
小分類陶磁
所蔵館錦窯展示館
寸法口径450×450、底径200、高さ74(mm)
制作年代昭和29年
技法色絵
形状
材質磁器
公開解説二代德田八十吉は、現在の能美市に生まれ、大正11年15歳のとき初代八十吉の養子として德田家に入った。昭和2年図案を浅野廉、陶彫釉薬を安達正太郎、日本画を玉井敬泉に学び、昭和11年富本憲吉に7年間陶画を学んだ。昭和31年49歳のとき、初代八十吉が死去し、二代八十吉を襲名。昭和50年68歳のとき石川県指定無形文化財に認定される。昭和63年長男・正彦に「八十吉」を譲り「百吉(ももきち)」を名乗った。
日展特選をとった作品。艶消釉を用い、表面は黄色い銀杏で埋め尽くされている。裏面は赤で塗られている。中央に「九谷魁星」の銘がある。二代は写の仕事をしながら、富本憲吉に師事し、写生をもとに作品を制作していた。二代はほぼ毎日写生を行い、植物を主に、昆虫や貝なども写生した。安宅の浜や八幡、若杉、浮柳などでも写生し、白山登山時にも多くの植物を写生している。
署名・年記裏底:「九谷魁星」
制作者徳田八十吉二代

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