紫陽花図

資料名(ヨミ)アジサイズ
資料番号29-04-169
大分類美術
中分類工芸
小分類下絵・デザイン画
所蔵館小松市立博物館
技法水彩
形状円筒⑤
材質
公開解説初代谷口吉次郎は、1875(明治8)年、金沢に九谷焼商店「谷口金陽堂」を開き、1898(明治31)年に神戸に支店を設け、海外輸出に力を尽くした。1908(明治41)年、長男吉蔵が二代吉次郎を襲名。欧米やアジア各国に販路を拡大し、ソウルに石川県物産紹介所、札幌に石川県物産館を設けるなど、石川県工芸界の向上に貢献する。1903(明治36)年、松雲堂倒産後の松本左瓶、佐太郎親子を雇い采配を任せ、1927(昭和2)年、店を佐太郎に譲った。佐太郎の養子外吉が引き継いだが、戦後の高度成長の波にのれず1957(昭和32)年閉じた。
この図案には「谷口吉次郎 [石川県/図案/所之印]」とある。初代吉次郎が提供したものと考えられる。
署名・年記谷口吉次郎 [石川県/図案/所之印]

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