豊福知徳

TOYOFUKU, Tomonori
1925-2019

作家略歴

彫刻家。福岡県久留米市に生まれる。戦後、福岡市出身の木彫家 冨永朝堂の弟子となる。1955年、新制作展で新作家賞を受賞。1960年、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品し、以後40年以上ミラノを拠点に制作を行う。初期は具象彫刻だったが、渡伊を機に作風を変え、抽象化が進んだ。78年、公立美術館で初の個展を当館で開催する。84年、久留米市中央公園にある《石声庭》が吉田五十八賞を受賞、89年に東京画廊で個展を開催し、翌年、毎日芸術賞を受賞。93年、紫綬褒章受章。96年、博多湾岸に《那の津往還》が設置される。2003年、帰国。05年に福岡県文化賞を受賞する。11年、太宰府天満宮宝物殿で個展を開催。22年に、113点の一括寄贈を記念した個展が福岡県立美術館で開催される。

この作家の作品一覧[全2件]

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