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幸松村水害誌

時代区分近代
和暦明治43年12月30日序
形態竪帳
法量27.8×20.0
内容に関する情報明治43年(1910)8月の水害による幸松村(市内幸松地区)の被災記録。堤郷村(現杉戸町)の堤防と、幸松小学校付近(八丁目)の堤防が決壊し、古利根川が氾濫し、幸松村は一区画を除いて「全部泥海」となった。被害は死傷者1名、倒壊流失4戸、浸水549戸に及んだ。罹災者救済のため地域の篤志者による炊き出しや食料支給もあった。編者の幸松尋常小学校(現幸松小学校)の教員は「後日ノ参考備忘ニ供スル」ため、この記録を編さんしたと綴っている。
資料ID43639

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