MoN Takanawa: The Museum of Narratives 開館準備室 JR東日本所蔵明治期鉄道関係資料

MoN Takanawa: The Museum of Narratives 開館準備室

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本データベースでは、東日本旅客鉄道株式会社が所蔵する明治期鉄道関係資料のうち、準備が整った図面資料を公開しております。今後、随時更新予定です。
※なお、旧所蔵者本人および家族・関係者の個人情報に係る私文書等の資料については、現時点では本データベースでの公開は予定しておりません。
 

明治期鉄道関係資料の概要

 
本資料は、我が国の鉄道黎明期にあたる明治期を通して鉄道技術者として活躍した服部勤(はっとりいそし)の旧蔵資料を中心として構成されている。具体的には、服部勤が技術的な研究のために収集した図面類、研究書等とともに、事業として関わった鉄道車輌製造、工場建設、資材購入等に関する業務関係文書とあわせて、服部家に関わる私文書類の一括資料となる。図面資料には、明治期初期の鉄道車輌の図面も含まれ、横浜に支社を置く貿易商との手紙、見積書、発注書など当時の鉄道事業に関わる貴重な資料群となっている。
    
    資料の構成・点数は以下のとおり(2023年3月時点)
  • 図面資料:326点
  • 歴史資料(私文書・業務文書・印刷物等):1,014点
  • 書籍資料:137点
 

服部勤(嘉永3年〜昭和2年/1850-1927)

 
服部勤は、嘉永3年(1850)、幕府の直轄領であった大津の下北国町(現・滋賀県大津市)に生まれ、後に士族となった。
幕末維新の動乱の後、明治の世を迎えた服部は、滋賀県欧学校に入学したが、明治7年(1874)の同校の廃校に伴い、鉄道寮大阪建築副長詰所に職を得、翌年2月には鉄道寮に採用された。鉄道寮時代は、大阪建築師長であった雇外国人のジョン・イングランドの下で技術助手として測量・製図などに従事し、その後、鉄道頭、井上勝の随従英文書記を務める等、日本の鉄道黎明期を支えた重要な人物との交流の機会を得た。その後、資材調達に関わる外国
や国内の貿易商との契約・取引業務や鉄道運行管理の業務に携わった。明治11年(1878)年には建築課に転じ、さらに神戸出張所において、列車運転および車輌管理を担当する汽車監察方の職にあった雇外国人のB・フレデリック・ライトに付き、機関方試験、製図、機関車運転に関する事務も兼務した。
1888(明治21)年5月、新たに汽車監督に着任した雇外国人、リチャード・フランシス・トレビシックの下で雇外国人職工小頭に抜擢され、翌年、大阪-浜松間、敦賀線などに出向き、機関車の運転に要する水量の調査を行った。明治26年(1893)11月には逓信省鉄道技手に昇進し、神戸工場で車輌の新製、修理工事に関わる仕様書の作成や、木工、模型工、鋳工、塗師工場などの監督にあたった。
その後服部は、日本車輌製造株式会社の設立にあたって同社取締役兼技師長として招聘され、官職を辞任し、明治29年(1896)年12月に同社に入社した。技術系の総責任者として車輌の設計・製造のみならず、工場で使用する車輌部品、機械設備や工具類の調達などを行い、創業期の基盤を築いた服部は、明治45年(1912)年4月22日に、日本車輌製造株式会社取締役(技師長)を退任し、昭和2年(1927)10月7日、77年にわたるその生涯を閉じた。
 

おしらせ

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2024.9.11
ID81「I.G.R. LOCOMOTIVE & CARRIAGE DEPARTMENT. AXLE-BOX.」
署名欄 サインは判読不能としておりましたが、「B.F.Wrightか」に修正しました
 
 

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4. 検索キーワードは、新字・旧字の区別が必要ないように整備中です。完全には対応しておりませんので、新字・旧字のそれぞれでの検索もお試しください。
5. 本データベース上では、現時点で詳細が不明または確定するに足る根拠がない場合は各項目を空欄としています。
6. 難読箇所、推定に関しては[    ]で示しています。
 
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営業日時:毎週水曜日9:00-12:00/13:00-18:00(祝休日にあたる場合は直後の平日)
archive-jreci@jreast-ci.or.jp
 

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公開日
2024年3月21日
最終更新日
2024年9月11日
 
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本資料は、我が国の鉄道黎明期にあたる明治期を通して鉄道技術者として活躍した服部勤(はっとりいそし)の旧蔵資料を中心として構成されている。具体的には、服部勤が技術的な研究のために収集した図面類、研究書等とともに、事業として関わった鉄道車輌製造、工場建設、資材購入等に関する業務関係文書とあわせて、服部家に関わる私文書類の一括資料となる。図面資料には、明治期初期の鉄道車輌の図面も含まれ、横浜に支社を置く貿易商との手紙、見積書、発注書など当時の鉄道事業に関わる貴重な資料群となっている。
    
    資料の構成・点数は以下のとおり(2023年3月時点)
  • 図面資料:326点
  • 歴史資料(私文書・業務文書・印刷物等):1,014点
  • 書籍資料:137点
 

服部勤(嘉永3年〜昭和2年/1850-1927)

 
服部勤は、嘉永3年(1850)、幕府の直轄領であった大津の下北国町(現・滋賀県大津市)に生まれ、後に士族となった。
幕末維新の動乱の後、明治の世を迎えた服部は、滋賀県欧学校に入学したが、明治7年(1874)の同校の廃校に伴い、鉄道寮大阪建築副長詰所に職を得、翌年2月には鉄道寮に採用された。鉄道寮時代は、大阪建築師長であった雇外国人のジョン・イングランドの下で技術助手として測量・製図などに従事し、その後、鉄道頭、井上勝の随従英文書記を務める等、日本の鉄道黎明期を支えた重要な人物との交流の機会を得た。その後、資材調達に関わる外国
や国内の貿易商との契約・取引業務や鉄道運行管理の業務に携わった。明治11年(1878)年には建築課に転じ、さらに神戸出張所において、列車運転および車輌管理を担当する汽車監察方の職にあった雇外国人のB・フレデリック・ライトに付き、機関方試験、製図、機関車運転に関する事務も兼務した。
1888(明治21)年5月、新たに汽車監督に着任した雇外国人、リチャード・フランシス・トレビシックの下で雇外国人職工小頭に抜擢され、翌年、大阪-浜松間、敦賀線などに出向き、機関車の運転に要する水量の調査を行った。明治26年(1893)11月には逓信省鉄道技手に昇進し、神戸工場で車輌の新製、修理工事に関わる仕様書の作成や、木工、模型工、鋳工、塗師工場などの監督にあたった。
その後服部は、日本車輌製造株式会社の設立にあたって同社取締役兼技師長として招聘され、官職を辞任し、明治29年(1896)年12月に同社に入社した。技術系の総責任者として車輌の設計・製造のみならず、工場で使用する車輌部品、機械設備や工具類の調達などを行い、創業期の基盤を築いた服部は、明治45年(1912)年4月22日に、日本車輌製造株式会社取締役(技師長)を退任し、昭和2年(1927)10月7日、77年にわたるその生涯を閉じた。
 

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2024年9月11日
 
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