石錐

資料登録番号046954
資料名(よみ)せきすい
出土・収集市町村久慈市宇部町(うべちょう)
遺跡名三崎(みさき)
時代縄文時代
サイズ全長4.6㎝×最大幅2.0㎝
解説縄文時代の石製ドリルのことを石錐(せきすい)と呼びます。上部には、回転させる棒(ぼう)に固定するためのつまみが付き、先は鋭くとがっています。割れて補修(ほしゅう)が必要な縄文土器や土製品、石製品にはよく穴が開けられていますが、道具である錐(きり)のほうが固くなければなかなか貫通(かんつう)はしません。現代でいうところのビット、先端工具(せんたんこうぐ)のような剥片石器(はくへんせっき)です。

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