金箔土器

資料登録番号105362
資料名(読み)きんぱくどき
材質・形状FRP製
時代室町・戦国
寸法①縦32㎜×横30㎜×厚12㎜(写真左) ②縦35㎜×横45㎜×厚4㎜(写真右)
解説三戸南部(さんのへなんぶ)氏の拠点である聖寿寺館跡(しょうじゅじだてあと)から出土した遺物のレプリカの一つです。黒漆(くろうるし)の上から金箔(きんぱく)をほどこした土器片であり、東北地方では初の出土事例とされています。これまで出土が確認された場所は、関東の北条(ほうじょう)氏、中国の毛利(もうり)氏など、戦国時代を代表する大名家の居館(きょかん)等に限られていることから、北奥(ほくおう)において三戸南部氏が突出した地位にあったことを物語る資料といえます。

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