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陸奥国江刺郡黒石村肝入文書

★資料名(よみ)むつのくにえさしぐんくろいしむらきもいりもんじょ
★標題乍恐奉願候御事(江刺郡黒石村北上川渡舟大破仕り御作替え成下されたきに付)
★標題(よみ)おそれながらねがいたてまつりそうろうおんこと
★資料登録番号100300
Coll番号1168
★時代江戸時代
★寸法縦27.8cm×横127.5cm
★材質・形状・部位竪継紙
公開解説黒石村渡守(わたしもり)五郎右衛門と肝入(きもいり)ら村役人が大肝入(おおきもいり)千葉幸作に、北上川の渡船の作り替えを出願しています。これを受けた大肝入衆は代官(だいかん)等とみられる(前田)五郎八郎等に、代官等は郡奉行(こおりぶぎょう)小崎甚兵衛に、この出願を上申しています。そして代官等は郡奉行からの聞判(ききはん)を受け、付札(つけふだ)で大肝入に指示を出しています。百姓身分の村役人・大肝入が作成した文書と武士身分の代官等・郡奉行が作成した文書とでは異なる大きさの料紙が使用され、これが継がれて文書が完結し、村で保管される文書行政システムであったことが分かります。
参考文献:
藤田覚「付箋―その名称と機能」(同『近世史料論の世界』、校倉書房、2012年)
籠橋俊光「仙台藩大肝入制の成立過程」(同『近世藩領の地域社会と行政』、清文堂出版、2012年)

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