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南極片麻岩

資料名(読み)なんきょくへんまがん
資料種別標本
採集地南極 昭和基地付近(リュツォ・ホルム岩体)
標本番号IPMM 64214
岩体地層名南極 リュツォ・ホルム岩体
時代・時期カンブリア紀
サイズ縦25cm×横55cm×厚さ20cm
解説第14次南極観測隊に参加された方によって採集され、日本まで運ばれてきた岩石です。日本の南極観測の拠点である昭和基地は南極大陸のリュツォ・ホルム岩体(Lützow-Holm Complex)上にあり、この片麻岩も基地の近くで採集され、観測隊への参加記念プレート(真鍮製)と共に当館に寄贈されました。リュツォ・ホルム岩体の岩石は原生代末~カンブリア紀を示すものが多いのですが、それは高温の変成作用を受けて片麻岩へと変化した時代です。この岩体の片麻岩のもととなった岩石は太古代や原生代中期までに(カンブリア紀よりも前の時代)誕生していたと考えられます。

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