鉄錆地十二枚張兜鉢

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鉄錆地十二枚張兜鉢

資料登録番号100399
資料名(読み)てつさびじじゅうにまいばりかぶとはち
材質・形状鉄板十二枚張
時代室町時代
寸法縦23.4㎝、横21.6㎝、高さ14.4㎝
解説薄い鉄板をはぎ合わせた12枚張りの南部家伝来の兜鉢(かぶとはち)で、室町時代末の作とされ、岩手県の有形文化財に指定されています。鉄錆地(てつさびじ)の薄くてよく練られた鉄材で出来ており、表面は全面に黒漆(くろうるし)が塗られています。星兜(ほしかぶと)や筋兜(すじかぶと)とは異なり、軽く簡素な仕立てとなっており、戦国時代の槍隊(やりたい)や鉄砲隊向きに作られた兜と考えられています。裏面に作者銘(春田彦作)がありますが、春田は奈良を中心とした甲冑師集団で、形状も春田の流れを汲む紀州の雑賀鉢(さいかばち)に似ています。
文化財指定岩手県指定有形文化財

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