龍図屏風(小野寺周徳) 右隻

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龍図屏風(小野寺周徳)

資料登録番号043797
資料名(読み)りゅうずびょうぶ
材質・形状紙本墨画、六曲一双
時代江戸時代
寸法169.5×367cm
解説作者の小野寺周徳(しゅうとく 1759-1814)は花巻の人で、医者のかたわら絵に親しみ、花巻城内の襖絵を描いたことで知られています。生き生きとした躍動感あふれる作風で、猫が周徳の描いた群れをなす鶏の絵を本物と思って1羽残らずかきやぶったという逸話もあります。江戸の谷文晁(たに ぶんちょう)に学んだと伝えられます。
この屏風は、波上と雲間に姿をあらわした龍が左右に描かれています。迫力ある大画面で、自然をも動かす龍の威力が感じられます。

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