田山暦(部分拡大)

田山暦(蛇足庵本、天明3年/1783)

★資料名(よみ)たやまごよみ(だそくあんぼん)
資料登録番号099926
資料種別複製
分類南部絵暦
材質・形状紙製、裏打ち済み。
サイズ26.2cm×90.9cm(本紙のみ)
地域岩手県八幡平市
時期天明3年(1783)
作者名田山善八
解説天明3年田山暦の異本(いほん)です。大きな特徴として、①味噌玉の記載、②節分がない、③春分・秋分の記載があげられます。味噌玉は「酒づくり、味噌づくり、酢づくりよし」の意味です。これらは元となったと考えられる伊勢暦にも記載されています。味噌玉はこれまでの天明三年田山暦だけでなく、現在知られているどの田山暦にも見られません。この3つの特徴から田山暦の製作事情なども推測されますが、なぜ2種類の天明三年暦が作られたかはわかっていません。
原資料:個人蔵。 

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