トーナル岩

資料名(読み)とーなるがん
資料種別標本
採集地大船渡市三陸(さんりく)町越喜来(おきらい)字甫嶺(ほれい)
標本番号IPMM 63274
時代・時期カンブリア紀
サイズ縦9 cm×横4.5 cm×高さ5 cm(最大のもの)
解説トーナル岩は地下深くでマグマが固まってできた深成(しんせい)岩の一種です。
花崗(かこう)岩と呼ばれる岩石の仲間ですが、その中でもカリ長石(ちょうせき)などの「アルカリ長石」をほとんど含まないといった特徴があります。
大船渡市三陸(さんりく)町越喜来(おきらい)の海岸で見つかったこのトーナル岩は、2014年の岩手大学の研究グループの分析によって、今から約5億年前のカンブリア紀にできたことがわかってきました。
奥州市の母体(もたい)変成岩類や、早池峰(はやちね)山近辺に分布する神楽(かぐら)複合岩類と並んで特に古い時代の岩石として知られており、北上山地の歴史を明らかにする上で重要な岩石と考えられます。

参考文献
土屋信高・武田朋代・佐々木惇 (2014):カンブリア紀のジルコンU-Pb年代を示す甫嶺珪長質岩類について, 岩手の地学 第44号.

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