連珠文軒平瓦(複製) 胆沢城跡
胆沢城出土 軒平瓦(複製)
| 資料登録番号 | 008527 |
|---|---|
| 資料名(読み) | いさわじょうしゅつど のきひらがわら(ふくせい) |
| 材質・形状 | 樹脂(レプリカ) |
| 時代 | 平安時代 |
| 寸法 | 巾25.5cm 長20.8cm 高12.4cm |
| 解説 | 胆沢城跡から出土した連珠文(れんじゅもん)軒平瓦〔複製、原資料:奥州市教育委員会所蔵〕です。岩手県内での最初の瓦葺き建物は、胆沢城の政庁(せいちょう)正殿と外郭(がいかく)南門とされています。当初は瓦葺きではなく、9世紀後半の第Ⅱ期の建物に用いられました。単弁八葉蓮華文軒丸瓦と連珠文軒平瓦の組合せの瓦で、同じ型式の瓦は、瀬谷子(せやご)窯跡群と明後沢(みょうごさわ)遺跡からも出土しています。歴史書『日本三代実録』に、貞観(じょうがん)11年(869)の陸奥国大地震・大津波により、被災した国府多賀城の再建のため、新羅(しらぎ)海賊のうち造瓦(ぞうが)に長けた者を陸奥国に配し瓦を造らせたとあります。この連珠文軒平瓦の文様は新羅系の文様構成であり、新羅系工人派遣との関連が考えられています。胆沢城第Ⅱ期の連珠文軒平瓦は、新羅系瓦工人による瓦の影響が考えられ、貞観の大震災の復興に係わる瓦といえるでしょう。 |
