木生シダ イワテテンプスキア〔完模式標本〕

資料名(読み)もくせいしだ いわててんぷすきあ〔かんもしきひょうほん〕
分類群シダ植物門 ウラボシ綱 テンプスキア科
学名Tempskya iwatensis Nishida
資料種別標本
採集地岩手県九戸郡洋野町種市(たねいち)
標本番号IPMM 31003
岩体地層名種市層? 
時代・時期中生代白亜紀後期
サイズ横 11cm×縦 12cm×高さ 38cm
解説岩手県九戸郡洋野町の海岸部に分布する白亜紀の地層(種市層?)から見つかった木生シダの化石です。
木生シダは名前のとおり直立した幹状の構造を持ち、木のような見た目をしたシダ植物の一種です。木生シダは現在の地球上でも熱帯域を中心に生息していますが、テンプスキアは白亜紀にのみ生息し、その後の新生代に入る前に絶滅した種類として知られています。
イワテテンプスキアは1986年に新種として報告され、岩手県で初めて見つかったことからこの名前がつきました。また、白亜紀当時の気候分布とあわせて考えると、イワテテンプスキアは温帯域の沿岸の低山~やや高地にかけて生息していたとされています。この標本はその際に論文で使われた完模式標本(ホロタイプ)です。

参考文献:Nishida, H., 1986. On a new Tempskya stem from Japan. Transactions and Proceedings Paleontological Society Japan 143, 435-446.

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