御札「岩手郡芋田山 馬頭観世音御影」
| ★資料名(よみ) | おふだ「いわてぐんいもださん ばとうかんぜおんみえい」 |
|---|---|
| 資料登録番号 | 097054 |
| 資料種別 | 実物 |
| 分類 | 信仰(神札・護符) |
| 材質・形状 | 紙製、一枚物。木版摺り。「別当 彦右衛門」銘。 |
| サイズ | 縦31.3cm×横21.5cm |
| 地域 | 岩手県盛岡市(旧玉山村) |
| 解説 | 馬は、卓越した力と速さを持っています。神からの授かりものであり、また神の乗り物とも考えられました。庶民にとっては貴重な財産であり、共に働く同士でしたから、その守護を願い、死ねば供養[くよう]をしてやりました。 岩手では馬の守護神として、蒼前神[そうぜんしん]や駒形神[こまがたしん]、馬頭観音[ばとうかんのん]などが信仰されています。 馬頭観音は人々の無知やいかなる煩悩[ぼんのう]をも馬のように食いつくし、苦しみから救うとされます。諸悪を破壊し、消滅させるため、その姿は観音さまの中で唯一恐ろしい忿怒(怒り)の形相であらわされます。名前のとおり、頭上に馬の頭をいただき、手は人差し指と薬指を内側に曲げる馬頭印という組み方をしています。 畜生道(ちくしょうどう/鳥や獣の世界)にある者を救済する観音さまでもあるため、牛馬の守護神としても篤[あつ]く信仰されています。馬頭観音の石碑は死んだ馬の供養としてもたてられ、岩手県内にも数多く残っています。 |
