大野允子

作家名名(ヨミ)オオノミツコ
出身地広島県山県郡加計町(現・安芸太田町)
生年月日(和暦)昭和6年
没年月日(和暦)令和5年

略歴・解説

児童文学作家。広島県山県郡加計町(現・安芸太田町)に生まれる。三原市立三原小学校、川内国民学校を経て、1944年、広島県立広島第一高等学校に入学。1945年8月6日、原爆により、校舎は全焼、教師と生徒三百一人が死亡するが、学徒動員で爆心地より10キロ郊外にある陸軍被服支廠分工場にいて助かる。1954年、広島大学文学部を卒業。1963年、山口勇子らとの共著『つるのとぶ日《ヒロシマの童話》』に、「つるのとぶ日」「夜のくすの木」ほかを発表。以後、『八月の少女たち―ヒロシマ・1945』(1985年)をはじめとして、多くのすぐれた原爆児童文学を刊行している。

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