小野忠弘

作家名(ヨミ)オノタダヒロ
作家名(英語)Tadahiro ONO
生年月日(西暦)1913
生年月日(和暦)大正02年
没年月日(西暦)2001
没年月日(和暦)平成13年

略歴・解説

洋画家、彫刻家。1913(大正2)年3月3日青森県弘前市生まれ。兄:小野忠明(版画家)。1938(昭和13)年東京美術学校卒業、在学中は鳥海青児と親交し彫刻や油絵を制作。1942(昭和17)年福井県三国中学校の図画教師として赴任し、以来当地に定住。自由美術家協会を中心に油画や彫刻の発表を続け、特に1950年代末のアンフォルメル美術隆盛期に、廃棄物を利用した立体作品によって国際的な評価を受けた。1957年ミッシェル・タピエ選出によるブリジストン美術館「世界・現代芸術展」出品。1959(昭和34)年「シモセファロス」を第5回サンパウロ・ビエンナーレ出品、同年米ライフ誌上でデュシャン、ラウシェンバーグらの作品と並んで世界的ジャンク・アートとして紹介される。1960(昭和35)年にはヴェニス・ビエンナーレの日本代表。その後もジャンルにこだわらず、常に精力的な発表を続けている。'50~'60年代には廃棄物をコラージュした半立体作品、'70~'80年代には分厚いマチエールの絵画を試み、'90年頃からは両者を統合させ独自の宇宙観を表現した強烈な存在感を持つ作品へ展開した。また1947(昭和22)年美術グループ「ラ・バクール」結成や北美文化協会夏期講習会の講師、三国高校美術教師を長年つとめるなど、福井の美術文化にも貢献。1949(昭和24)年福井県文化奨励賞。1983(昭和58)年青森県文化功労賞。名古屋芸術大学客員教授。1985(昭和60)年福井県立美術館で「小野忠弘展」開催。

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