岩佐陽雲以重

作家名(ヨミ)イワサヨウウンモチシゲ
作家名(英語)IWASA Youn Mochishige

略歴・解説

江戸初期の岩佐派の絵師。字は以重、通称源兵衛、安節と号す。生年不詳、宝永5年(1708)12月30日福井で没。岩佐源兵衛勝重の子。勝重に画技を学び、勝重没後は三代目となり父同様に福井藩の御用絵師となる。しかし貞享3年(1686)福井藩領が半減されるのに伴い解雇。これを機に岩佐派は急速にその力を弱めたと考えられ、のち福井藩の支藩である松岡藩仕官するが、絵師として召し抱えられなかった。詳しい事跡・画風は全く不明で、確証のある作品もほとんど知られていない。なお以重以降も家は続き代々陽雲を名乗るが、絵師として活動した形跡は見られない。これにより又兵衛以来、岩佐派の頭領として続いた岩佐家は以重をもって最後とし、事実上派としての活動に終止符を打つこととなった。

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