尾形探香

作家名(ヨミ)おがたたんこう
作家名(英語)OGATA Tanko
生年(西暦)1812
没年(西暦)1868

略歴・解説

福岡藩御用絵師尾形家8代。洞霄の長子。守葆、松涛守真、探香守敬などと号した。天保5年(1834)参勤交替に従って江戸に上り、鍛冶橋狩野家に入門、史料『尾形家累系』によれば探信守道に師事したという。翌年の探信逝去後は子の探淵守真についたと考えられる。江戸での修業期間は比較的短く、文政年中後半からは壱岐や別府、長崎などに赴いている。嘉永4年(1851)黒田藩江戸新御殿内部装飾の御用を父洞霄とともに務めたほか、その2年後には急の御用により長崎に赴き、長崎に来航中のロシア人使節団の活写をおこなっている。 

この作家の作品一覧[全157件]

件ずつ表示

PageTop