導入対話による医事法講義  

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版表示第1版
請求記号01/Sa85
著者名佐藤司、田中圭二、佐々木みさ、佐瀬一男、転法輪慎治、池田良彦
目次第1章 医事法の基礎
 1 医事法とは
 2 患者・医師・医療従事者
  【展開講義1】「患者の権利法」と薬害ヤコブ病
  【展開講義2】アメリカの看護婦の業務権限
 3 診断行為・治療行為・看護行為
  【展開講義3】「医事刑法」(Medical Criminal Law)とは何か
  【展開講義4】看護婦の看護事故と法的責任
 4 医療制度とは
第2章 医療プロダクション
 1 医行為の概念
  【展開講義5】医師は、「診療の補助」として、看護婦に静脈注射をさせることができるか
 2 病院等の管理者の義務
 3 看護婦の看護行為
  【展開講義6】看護婦の法的責任の範囲
  【展開講義7】病院現場における看護婦の注意義務
 4 医療過誤
  【展開講義8】看護婦による「療養上の世話」の過誤
  【展開講義9】術後管理に関する過誤
  【展開講義10】医師は、ベテラン看護婦の行為を信頼してもよいか
第3章 生殖医学
 1 出産・胎児の医療
 2 生命の始期と法的保護
 3 母体保護法と人工妊娠中絶
  【展開講義11】「経済的理由」による中絶は、適正になされているか
 4 体外受精(ドナーを含む)
 5 外国における胚子保護法
  【展開講義12】フランス刑法における人の胚の保護
第4章 患者の死亡
 1 死の判定と脳死説
  【展開講義13】脳死判定の基準
  【展開講義14】その他の判定
  【展開講義15】脳死判定の死亡時期
  【展開講義16】法律上の問題点
  【展開講義17】法律上の信頼度
 2 救急医療と脳死
  【展開講義18】臨床脳死
  【展開講義19】脳死第1号(高知赤十字病院)
 3 脳死と臓器移植法
  【展開講義20】病院の不手際
  【展開講義21】本人の承諾は必要か
 4 移植治療
  【展開講義22】臓器移植法の下の検死
  【展開講義23】人権侵害の指摘
  【展開講義24】移植医療の今後の課題
 5 安楽死と尊厳死
  【展開講義25】名古屋高裁の安楽死を認める6要件
  【展開講義26】カレン事件
第5章 患者と医師・介護士との対応
 1 患者のコモン・ウィルと自己決定
  【展開講義27】死ぬ権利
 2 インフォームド・コンセントの基礎概念
  【展開講義28】医師の説明範囲の基準
  【展開講義29】患者の同意能力の問題
 3 助産婦・看護婦の役割とインフォームド・コンセント
  【展開講義30】助産婦・看護婦のインフォームド・コンセント
 4 医療行為と代諾
  【展開講義31】意思決定無能力者と医療契約者
 5 新生児の親子関係と法律上の問題
  【展開講義32】外国の人工授精・体外受精の立法
第6章 精神医学と法的問題
 1 精神保健福祉法と患者
  【展開講義33】精神障害者の処遇
 2 犯罪を犯した精神障害者の処遇
  【展開講義34】飲酒・酩酊犯罪者の問題
 3 精神医療と患者の入院と社会復帰
  【展開講義35】インフォームド・コンセントと同意能力
 4 薬物濫用者の処遇
 5 エイズ患者と法的コントロール
  【展開講義36】エイズ感染行為と刑法との関係
出版者不磨書房、信山社(発売)
発行日2001.4
ISBN4797292695,9784797292695
紹介文(引用)新しい時代に向けて医師と看護婦には医事法に関する法的知識の必要性がますます要求されてきた。「導入対話」「基本講義」「展開講義」により学習のポイントを明確にしながら、医事法についてわかりやすく解説。
Neo・資料固有番号 (バーコード)1000150
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